私事で恐縮ですが、今年の10月で我が家はめでたく結婚10周年を迎えました。
今年は子供関係なんだかで忙しく*1、9月以降の三連休はほぼつぶれてしまっていました。
なので、この三連休は久しぶりに家族ですごせるように、万難を排して死守しました*2。
記念日直後の三連休なのでどこかに出かけたい、ということであれこれ考えました。
最終的に、子供は喜ぶし、大井川鐵道のC11 190号機も復活10周年*3だし、ということで大井川鐵道に行ってきました。
朝4時ちょっと過ぎに起きて5時過ぎに出ます。
三連休なので、東名の渋滞を見越して少し早めに出たんですが...
環八を走っていたら、東京ICまであと数kmというところで渋滞が。VICS情報を確認したら、まさかの工事渋滞(T_T)
"連休の早朝に工事なんかやるなよなぁ"と毒づきながら、裏道攻勢をかけて無事に東名へ。お陰で東名も少し車が詰まったものの、渋滞には合わずに済みました。
息子が"しぞーかおでん"を食べたがったので、新東名の駿河湾沼津SAで30分ほど休憩。
9時ちょうどぐらいに島田のルートインに到着。車を止めさせてもらって、電車で大井川鐵道の新金谷駅まで移動します。
新金谷についたら目の前にはC11 190号機が客車3両を従えた編成が...
見た瞬間、"この機関車が曳く列車がいいなぁ"と思ったんですが、どうせ満席で座れないので、予定通り次の列車に乗ります。
*4
次の列車は息子待望のC10 8号機牽引の列車。
発車直後に車内に響く鉄道唱歌のオルゴール。これはいつ聞いてもいいなぁ...
家山駅で団体客が降りたので、先頭の一両がガラガラに。なので、車掌さんの許可を得て先頭の客車に移動。
今日の編成は後補機付きの7両編成とはいえ、先頭の客車だと車内にもブラスト音が聞こえてきます。家山駅から先は上り勾配が続くので、なおのこと。最初に座ってた4号車だとぜんぜん聞こえてこなくてねぇ...(個人的にはSL列車に乗った意味が半減...)
大井川鐵道は勾配がきついので、客車の両数に依っては編成の最後尾に後押しの電気機関車が付きます。
SLが単機で牽引できるのは、C11形227号機とC10形号機が客車4両まで、C11 190号機は5両まで、C56 44号機は3両まで*5
終点の千頭駅まで、心地良いブラスト音が響いてきました。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
千頭駅にて。ボチボチ紅葉が始まってました。
帰りの客車は、行きと違って内装がニス塗りの客車。これも今となっては貴重品なんだよなぁ...
D700+AF 85/1.4D
内装が板張り、ニス塗り内装の客車に自由に入れるのも今ではここだけかもしれません。
SL列車の終点についてから目にしたのはこんな景色。
先頭の機関車は日本ナショナルトラストが所有しているC12 164号機。後ろの客車は一本目の列車に使われていた、同じく日本ナショナルトラスト所有の客車。
8年ほど前までは先頭の機関車が後ろの3両の客車を曳いて"トラストトレイン"として走っていたんですが、諸般の事情で機関車は動かせなくなってしまいました。
今ではターンテーブルのマスコットとなっているのですが、機関車の入れ替え作業の間はターンテーブルから出てくるので、一時的に往時を偲ぶ姿が見られました。
どうせなら、もう少し客車に近づけてくれたらよかったのになぁ...
この後は、大井川鐵道と東海道線を乗り継いで島田まで。
ホテルにチェックインして一旦お風呂に入ってから、駅の近くで夕飯を食べて旅の初日は終わりました...。。。zzzZZ