PAJEROのねぐら

旅行記や撮影日記が中心です

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中央西線の山男重連

さて、時はダイヤ改正直前であります。

中央西線のタンカー列車を牽引するEF64重連総括も、ダイヤ改正で一往復は消える可能性が高い、とのことで急遽撮りに行ってまいりました。

友人と合流して、朝3時前に自宅を出発。
小淵沢ICで中央道を降りたら...数日前に降った雪の影響で周りは結構真っ白。幸い道は凍ってないので一安心。

第一目標としてたのは、道の駅大桑そばの撮影地...なんですが、山が陰る可能性がある今日の天気ではちょっと、ということで見送って、結局9月にも訪れた須原~倉本間へ。

到着してからしばらくして、構図を考えている間に後ろから近づいてくるエンジン音。
トラックの音とは違うし、何より音がだいぶ近い気がする...と思っていたところにやってきたのがこんなやつ。

お~~、ドクター東海だ。
これは待っているともしかしたら戻ってくるかも、と思って待つこと2時間半

無事にこちらに向かって走るところも撮れました。架線は検測対象ではなかったのか、往復ともにパンタグラフは降りたまま。

更に待つこと約40分、本命だった8084レがやってきた...のはいいけど空はすっかり曇ってしまい...
アップで撮った方は影が目立たなくて良かったんですが、引きで撮った方は空が真っ白になってしまったので、別のコマから背景を合成(^_^;)
今日は更新色の1027号機が先頭、次位は1039号機でした。

もしかしたら追いかけられるかも、ってことで道の駅大桑まで

うん、ちょいとトリミングしたけどなんとか撮れた(ドきっぱり)。どのみち狙ってた構図は山が曇って見えなかったから無理だったし。

このあとは、もう一本の重連総括のスジ、8872レを撮りに藪原駅の近くまで。

ここを側面にも日が当たる状態で通過するのは8872レの方なので、その姿を撮ることができる最後のチャンスをモノにできて良かったです。なにより残雪もお情け程度とはいえ残ってたし。

遠くの山と青空も一緒に写せて、8084レの借りをここで一気に取り返せた、そんな気分でした。

足元が危なくなってくるし、という事もあり、今日はこの写真を撮って撤退。

途中でラーメン大学に入学して昼食を食べてくるのも忘れませんでしたとさ。

銚子で迎えた初日の出

年末年始は奥さんの実家の銚子に帰省しておりました。

今年は2021年以来、3年ぶりに初日の出を拝みに行くことに。


空の感じはきれいだけど、水平線には雲があるなぁ...やっぱり寝正月と洒落込めばよかった...

この船ぐらい沖合だったら日の出見えるのかなぁ...今年は例年やってくる"さんふらわぁ"も来ないなぁ。

日の出まであと数分。やっぱり雲が厚いなぁ...

おや?水平線が妙に明るい。

おぉ~、日の出だ。

今年は水平線から上るところをバッチリと見てくることが出来ました。なんだか良い年に出来そうな気がします。

初日の入りは撮りそびれたけど、富士山がきれいにシルエットで見れました。

今年はブリの一匹買いはしなかったけど、お刺し身にも恵まれた、そんな年末年始でした。

鹿島臨海鉄道を走ったDE10と12系

今日は、鹿島臨海鉄道線内をDE10と12系がなにかの列車の試運転*1で走るんだそうです。

三鷹駅で友人と合流。一路鹿島方面へと向かいます。

まずは1エンド先頭でやってきた往路を撮ってから

北浦の対岸に移動して復路を撮影。

そこから石岡の方に転戦してDE10の単機回送を撮影。赤い機関車は夕焼けの中でも実によく映えます。

帰り際にフレッシュひたち塗装の653系がやってきたので撮影してから帰路に付きます。

久々に撮った我が家の山猫。20万キロを超えてまだまだ健在です。

*1:大洗エメラルド号の復活運転だそうです

中央西線のEF64重連

9月には重連運用の8084レを追いかけましたが、中央西線に設定されているもう一本のEF64重連スジの8782レを撮影してきました。
向かったのは藪原駅の近く。


通過の10分前までは晴れてたのに雲配給...で通過直後、撤収中に晴れるというオチ...orz
そのままではあまりにあんまりだったので、帰ってきてから晴天のカットと合成(なんだかなぁ)

そのまま南下して、落合川まで。

こちらはバッチリの光線状態でした。

中央西線の山男を求めて

海沿いから内陸の長野へと石油を運ぶタンク車が毎日数本が運転されているのですが、そのうちの2本にEF64重連総括運用が残っています。
最近、機関車の組み合わせが国鉄色で統一されたっぽい、という話を息子から聞いたので出かけてきました。

友人と集合して、2:40に自宅を出発。あまりに眠かったので途中休憩したりしながら、小淵沢ICまで中央道で。
そのまま山道を抜けて倉本~須原間の撮影地に到着したのが7:40頃。

構図を考えてるところにやってきたのが、長野からやってきたしなの2号。この列車のお陰で大体の構図が決まりました。
この時間だとまだまだ日が当たらないですね。


JR東日本から直通してくる中津川行きの211系。せめてもう少し日が当たってくれれば...
とはいえ、JR東海管内で湘南色ではない211系を見るのも今となっては貴重です。

さすが中央西線、特急街道だけあって、待ち時間もあまり退屈しません。中津川から松本に帰っていく211系も光線バッチリ。これが後追いでなければ...

本命一時間ほど前にやってきた"しなの"。だいぶ光線状況も良くなってきました。本番にも期待が持てます。

現場で待つこと約5時間。本命の8084レがやってきました。この場所は単線なので被りを気にすることもなく、実に心穏やかに撮影できました。
去年の1月にお年玉の4重連も見ましたが、それとは違って重連の機関車が実際に列車を牽引してる姿はいいものですね。
*1

さて、この後どうするか...
南松本行きの81レは、単機とはいえEF64牽引なので撮影したい。でも、このエリアにやってくるのは約4時間後。いくらなんでも待ち時間が長いので、8084レを追いかけることに。
#今まで5時間待っていたのには気が付かない方向で

須原駅と中津川駅での停車を使って先回り。向かったのは恵那~武並間。ここは複線区間だけど上り線と下り線が大きく離れているので単線のような趣の場所でした。
ここに来る時に見かけたのが、"名古屋 68km"の看板。
このまま8084レを追いかけてそっちの方まで行くか!というのも一瞬考えたんですが、撮影地よく知らないし、81レも撮りたいし、帰り道遠くなるし、ということで、もと来た道を逆戻り。

たどり着いた撮影地はなんのことはない、須原駅を挟んでさっきまで居た場所の反対側。

無事に81レもゲットしました。この場所は夕方になると逆光が酷い箇所ですが、薄雲が噛んでくれたお陰でいい感じの光線に。

最後にしなのを撮影して、帰路へとついたのでした。
甲府盆地までは下道を使ってショートカットして、勝沼ICから中央道へ。自宅に到着したのが22:40頃。よく走り回った一日でした。

*1:そういやあのときも6時間半ほど現場で待ったんでした。

C57 180号機の試運転

7月の中旬から、C57 180号機が検査開けの試運転を始めたようです。
その姿ときたら、一切の装飾が廃された真っ黒な姿。となると、これは撮りに行かねばなるまい、ということで友人たちと行ってまいりました。
SLの試運転には縁が無かったので、今回が初撮影。さて、どうなることやら。

自宅を4時頃に出発して、まずは朝ラーをしに喜多方へ。

あら、目当てのお店が閉まってる...って、到着したのは開店の10分以上前。

無事に朝ラーを頂けました。

さて、編成を撮りたい、でも真っ黒なカマも美しく大きく撮りたい、という欲張りな欲望を満たすべく、どこに撮影しに行くか?
何箇所か考えては居たんですが、草がボウボウだったりでとても撮れる状態ではなかっったりしたので、最終的に落ち着いたのは群岡踏切。
藪こぎをしてなんとか撮影地にたどり着きました。


本番の一時間ほど前にやってきたキハ110。この時間だと、まだ側面には日が当たりませんねぇ。


ばんえつ物語の所定と同じ時間で正午過ぎにやってきたC57180号機の試運転。ランボードの白線も煙突の飾帯もなく、煙室扉のハンドルも飾りのないタイプに交換されてました。
塗装もマットがかった、とにかく真っ黒の姿。
昨年のゴールデンウィークみたいに単純にヘッドマークがないだけよりも、更に現役時代を彷彿とさせる姿を見せてくれました。
トップライトでは有るものの、大きな動輪に反射してる周囲の緑がキレイだなぁ。

撤収を急いで次に向かったのは山都の鉄橋。
山都駅の停車を使って無事に先回り。10分ほど前に到着できました。

ようやく、青空、SL、山都の鉄橋の組み合わせの履修完了。足掛け何年かかっただろう*1

編成写真は山都の鉄橋で満足したし、カマを大きく捉えることにも無事成功。なので返しの一発目は風景写真にしたくて、大谷川橋梁を渡るところを阿賀川対岸から見れるポイントへ。*2

日が差して、水面も比較的良い状態。水鏡が成立なるか、というところで数分前から聞こえてきたのが、遠くから近づいてきた掛け声とエンジン音。
なんてこった、漕艇の通過だ...orz*3

中途半端なことに、漕艇が通過してから約30秒後のSL通過。このままだと水面が波立っただけでどうしようも無いので、自宅に帰ってきてからボートを合成(^^ゞ

ま、これはこれで。

気を取り直して次のポイントへ。

昨年5月にも向かった三川駅近くの御前トンネルへ。ここはこの時期でも露出が厳しいんだなぁ...
光線状態がフラットなのと相乗効果か、SLのマットブラックな感じも引き立ちます。
今回はトンネルの飛び出しも無事にゲット。

さて、今回は日が長いので、更にもう一箇所追いかけます。

同行してた息子のナビに従うこと、20分ほどで馬下猿和田間に到着...した直後にターゲットもやってきた(^^ゞ
いやぁ、使い慣れた機材ってのはいいもんですね。ドライバーなので他の皆さんにワンテンポ遅れたものの、カメラにレンズを付けて、ピントと露出合わせがどうにか間に合って撮影できた一枚*4

このあとももう一箇所チャレンジしたのですが流石に絵にならず。このカットを撮って終了となりました。
流石にもと来た道を戻るのもどうかと言うことで、湯沢IC経由で帰宅。行きは東北道経由で帰りは関越道経由。25時頃に帰宅で解散
約700km、よく走りました。




*1:ただ単にここに来た回数が少なかっただけとも言う

*2:山都のS字カーブが草茫々だったのも理由の一つ

*3:漕艇場だからしょうがないけど、なんでよりにもよってこのタイミング....

*4:大幅にトリミングする羽目になったのは気が付かない方向で

渡らずの橋

秘境を走る路線、飯田線に、通称"渡らずの橋"と呼ばれている橋があります。
橋なのに渡らない、一体何を言ってるんだ?と思ったものです。

遠いし、なかなか行くこともないだろうなと思ってたのですが、ひょんな事から行くことが急に具体化し。
最初は危ぶまれた天候も回復したので、無事に行ってくることができました。

朝3時に自宅で友人と合流。途中までは大井川に行くときと同じような道のりで、ただ大井川を超えてからもひたすら一号線を西に進みます。

天竜二俣駅で休憩を兼ねてちょっと写真を撮影してから、そのまま飯田線を目指して水窪川沿いに北上していきます。
現場についたのは、8時半ごろ。ロケハンの時間はたっぷりとあります。
まずは俯瞰のポイントから。幸いなことに10分も立たずに場所も探せました。

最初にやってきたのは飯田線普通列車。多分お初にお目にかかる213系。

それから待つこと2時間でやってきたのが373系による特急"伊那路"
昨年3月のダイヤ改正までは"ワイドビュー"を標榜していただけのことはあり、遠目に見ても沿線の新緑を反射している車窓が目立ちます。

373系が"渡らずの橋"を渡ってるところを無事に撮ったところで、中部天竜駅で交換してくる飯田行きを撮影しに少しだけ移動します。



後追いにはなりますが、"渡らずの橋"の様子がよく分かる場所で撮影。

このあと、373系を追いかけて身延線に転戦するのですが、その前に。
向かう道すがら、なんだか妙に人が写真を撮ってるところがあったのですが、それがここでした。

今まで写真を見たことはあっったのですが、"月まで3km"の看板をお目にかかる事ができるとは思ってなかったので、思わず撮影したのがこの一枚。

このあと、身延線に行って撮影したのがこちら

同じく373系で走る特急"ふじかわ"を撮影。もうちょっと光線状況とお天気が良いといいので、次回またリベンジですかね。

このあと、帰り道に御殿場高原ビールに立ち寄ってビールを買ってから、GW渋滞をしてる高速を尻目に道志道経由で帰宅。

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