PAJEROのねぐら

旅行記や撮影日記が中心です

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今日は乗車の日

朝起きたら、今日も天気は大変良いです。
風邪を追い出すべく朝から何度か風呂に入って、朝食を食べてからSLの切符を買いにオイラだけ向かいます。
息子は"C10がいい!"と曰い、"いや、そんな事言われたって今日の罐は何だかわからん!それに、父ちゃんは190がいいんだ!"と実にくだらん親子喧嘩(^^ゞ
息子も好みのSLが出てきたようで、大変好ましいことでございます。

切符を買ってホテルに戻ってきてから、家族をピックアップして向かったのはこんなところ。

蓬莱橋と言って、"世界一長い木造歩道橋"としてギネス認定されている橋です。長さは897mほどあります。
やけに車がいっぱいいると思ったら、新年の餅まきをしていたので、それを待ってから橋を渡ります。

最初は途中までわたって引き返そうかとも思ったんですが、天気も良くて時間も十分にあったので対岸まで渡って来ました。
息子だけでなく、娘もほとんどの区間を頑張って歩きました。
もっとも、途中で"SLもう出ちゃうよ〜〜。だからなみちゃんここ来たくなかったの"と少々ご機嫌ななめでした(^^ゞ

SLが発車する新金谷駅に到着したのが11時10分頃。駐車場の入口の車の列の長さも初体験なら、弁当の長蛇の列も初体験。

母ちゃんが弁当の列に並んでくれたのですが、途中で弁当が売り切れ。おにぎりとかを買うしか無いかと思っていたそうですが、ちょうど母ちゃんの番になった所で追加の弁当が補充されたそうです。

今日のSL列車は機関車は昨日と同じ190号機でしたが、客車は5両。この時期は落ち葉で車輪が空転するので、5両でも残念なことに補機*1がつきます。
もっとも、機関士さんに聞いたら、"今日はあまり押さないよ〜。念のためつけてるだけだからね"とのこと。それであれば、ブラストも期待が持てます。

一時間ちょっとの汽車の旅、絶好調な190号機のブラスト音を聞きながら、千頭までの車窓を楽しみます。

内装ニス塗りの旧型客車、素敵なブラスト音、温かい人柄、これがやっぱり大井川の良さだなぁ。

千頭駅に着いたら、息子も娘も勝手知ったる駅構内で親そっちのけで遊びまわります。
今回も兄妹で投炭練習機に張り付いてました。

SLがターンテーブルで方向転換したら、小一時間で返しのSLの発車です。



大井川鐵道の客車は、SLが現役だった時代の車両を基本的にそのまま使っています。
日本国内で残るSL列車の中で、現役時代の姿に一番近いのは、間違いなくここでしょう。

返しのSLが最後の停車駅の家山駅を発車してから、終点の新金谷到着までしばし撃沈。。。zzzZZ

新金谷に到着したら、すぐに家路につく...はずもなく。
転車台でのSLの転向を見ないと息子が帰らせてくれません(^^ゞ

これで、ようやく帰路につきます。
東名が大井松田ICから先で事故渋滞をしていたので、御殿場ICで東名を降りて、中央道経由で帰宅したのが20時半頃。

ドタバタと行ってきた大井川でしたが、大変楽しんでくることが出来ました。

*1:この場合は後押しする電気機関車のこと

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