寝不足でいい加減ヘロヘロのはずなのに、相変わらず朝早くに目が覚める現金な体です。ひとっ風呂浴びてから、ホテルで朝食に。
部屋に引っ込んでからドタバタとホテルを後にします。
島田駅から金谷駅を経由して新金谷まで電車で移動。車はホテルで留守番です。
なぜって、そうすれば呑み鐵が出来るからなのです。
新金谷駅のプラザロコでSLの切符を発券してもらってから表に出ると、千頭では聞き慣れた(けれども新金谷では聞き慣れない)汽笛が。
正体は↓これでした。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
大井川鐡道井川線の列車。普段は本線の終点千頭駅から先、井川駅までを走っている小さな列車ですが、SLフェスタのイベントの一つとして、普段は列車が走っていない大代川側線を走らせるためにここに来ていました。
隣に並んだ普通のサイズの車両と比べても、とても小さいのがよくわかります。
これに乗るのも面白いかと思ったんですが、息子に聞いたらやはり"重連に乗りたい!"との事だったので、予定通りSLに乗ることに。
それまで時間があったので、転車台の方へ。
そうしたら、見慣れない黄色い機械が。
これは"アント"と言って、貨車などを移動させるために使われる移動用の機械です。
今年の夏に、南海電鉄からやってきたそうで、イベントの時に機関車や客車を移動させるために使われているそうです。
今回はSLと綱引きをする企画もあったので、普段は転車台の上にいるSLを引き出す必要があって使われたようですね。
転車台の近くで昨日も見た京阪を見ようと思っていたら、"転車台の手回し体験を9時からやります"という案内だったので、みのすけと一緒に体験してみました。
これが想像していた以上に回転させるのに力が必要で、とにかく全力で押し続けて半周させるのが精一杯でした。
千頭駅の転車台は元々が手動の"バランスト型"なので、機関車が乗ってない状態なら大人一人でも回せるらしいのですが、新金谷駅のは通常はモーターで回す為の"三点支持型"。さらにモーターのギヤとの咬み合いもあるから、とんでもなく重いんだそうです。いい経験になりました。SLフェスタのスタッフのかたは何周もしてたんで、結構体に応えたんではないでしょうか？体験ができる時間が短いのも頷けました。
普段は駐車場になってるところで色々と露店が出ていたので、うな重弁当を購入。
千頭駅についてから開けたら、もう冷めてるのいい匂いがしてきたんで食欲もそそられます。"吉田のうなぎ"は浜名湖からも買い付けに来るウナギらしくて、大井川の伏流水で育ってるので臭くないそうです。確かに、大変美味しかった♪
乗車した重連は昨日と違ってC11 190号機が先頭。
SL2両の迫力はさすがで、今回指定された4号車でも小気味良いブラストの音が車内に響いて来ました。
周りで乗車してた人は重連だということを知らずに予約して、乗ってみたらタマタマ重連だったという人が多いみたいで、SL初乗車の方も多かったようです。
トンネルでの窓閉めとかの反応が初々しくて新鮮だったとは我が家のかぁちゃん談。
さて、普段通り千頭まで乗車しましたが、昨日と違って千頭駅はガラガラです。
今日は、普段は見られない電気機関車の運転室が公開されているので早速行って来ました。
元西武の電気機関車の運転室。運転室が見られるだけではなくって、実際にブレーキ弁の操作もさせていただけました。
空いているのをいいことに、自弁と単弁のそれぞれを色々操作させていただけたのはラッキーでした。
息子も汽笛を鳴らしたり、大変堪能していたようです。
レールスクーターの乗車体験。どうやって向きを変えるんだろうと思っていたら、車体の下にパンタグラフジャッキがついていて、それでジャッキアップして車体を回していました。伊予鉄道の坊っちゃん列車のようですね。
このあと、今度はプッシュプル*1になった列車に乗って新金谷駅まで。
新金谷駅を後にしていくSL列車。
SLが新金谷止まりになってからちょうど一年。SLフェスタのイベントで、フォトランのために金谷駅までの回送が実現しました。
SLの尾灯がついた状態で新金谷駅を発車する姿を目にするのもものすごく久しぶり...
であるならば、当然新金谷駅に本線を走って入線してくるSLを見るのも、ものすごく久しぶりです。
今日は新金谷近辺で撮影していた友人二人と島田駅の近くで解散。
お疲れ様でした。道中気をつけて(明日は我が身です)
ホテルで一旦風呂を浴びてから、再び東海道線に乗って藤枝へ。
いつものように知人のSさんと( ^_^)／□☆□＼(^_^ )
*1:客車の両端に機関車が着くこと
