毎年楽しみにしている大井川鐵道の夜汽車が今年も走りました。
例年、年に一度の開催なのですが、人気のためか今年は二回の開催。
二回目は往復で夜汽車に乗車できるので、そちらに参加してきました。
4時半の始発電車に乗るべく朝4時に自宅を出発。子連れだったので、駅までかぁちゃんに見送りに来てもらいました。
5時20分発の東海道線始発列車にのって静岡まで。
321M 東京駅発車直前
JR東海所有の特急形車両で運用される普通電車。以前は夜行の"ムーンライトながら"がこの車両で運転されていたので、車両の返却目的の列車でした。
ただ、"ながら"が定期ではなくなり、使用車両がJR東日本の車両になってからも、どうしたわけか東京→静岡間に一往復だけこの車両を使用した運用が残っていたのですが、それも今度のダイヤ改正まで。
所謂"乗り得"列車だったので、18切符の時期には結構混雑したらしいですね。
静岡まで、セミコンパートメント席で行けたので、大変快適でした。
夜から明け方に都心でも雪が降ったので、車両もうっすらと雪化粧。
静岡駅で後続の電車に乗り継いで金谷まで。東海道線をここまで普通電車で来たのは産まれて初めてです(^^ゞ
富士川駅到着直前。富士山がとてもきれいでした。
金谷駅到着直前、大井川鐵道の線路を走ってくる元近鉄16000系が。新金谷駅までこれに乗るんだなぁ。
新金谷車両区の横を通過するときに今日の準備をしている機関車を見てみると、前にいるのがC56、後ろにいるのがC11の190号機。と言うことは、定期便がC56で夜汽車が190だ。好きなカマの組み合わせでラッキー♪
夜汽車の受付をすませてからしばし休憩。子供達は勝手知ったるプラザロコの中で遊んでました。
新金谷駅の改札横につい最近オープンしたカフェ。大変おいしいコーヒーがいただけました。
SLの改札が始まったので、ホームへ。SL列車が既にホームにいるのがちょっと新鮮*1。何か違和感があると思ったら、今日は上りホームからの出発なのね。
家山駅で団体が降りて先頭の一両がガラガラになったので、車掌さんの許可を得て先頭の客車に。
景色は良いし、ブラストも堪能できたし、これには大満足。あっという間に千頭駅に到着。
千頭駅では人力のターンテーブルで蒸機の向きを変えます。
昨年の10月から、定期のSL列車も、ターンテーブルで向きを変えるようになりました。
あ、そういや、千頭駅に蒸機が一両しかいない*2のって久しぶりに見たかも(^^ゞ
SLが客車を切り離した後、ターンテーブルに向かってバック中。
ターンテーブルで向きを変えてる最中。ここのターンテーブルは機械遺産にも指定されている大変古いもので、人力のターンテーブルです。
転向を終えて客車に向かってバック中のSL
千頭から再び新金谷を目指します。今度は先頭車への乗車。でも、列車の揺れが心地よくてしばし撃沈。駿河徳山までは覚えてたんだけど、目を覚ましたのは"地名*3駅"手前。あ〜〜、気持ちよかった。
新金谷駅到着後、夜汽車の集合場所のプラザロコへ。点呼を終えて一通り流れの説明があってからホームへ。
ターンテーブルにのっていたと覚しきC12 164号機。その後ろに、さっきの定期便を牽引してきたC56 44号機、そして夜汽車の編成。一度に3両の蒸機を目に出来るとは...夕暮れの感じがまたいいですな。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
D700+AF-S ED70-200/2.8G VRII
先頭の客車が内装ニス塗り、白熱灯の"オハフ33 215"だったので、迷わずそれに乗車。今回の編成は、C11 190号機が客車を4両牽引するので、ブラストが力強い。
たそがれ時の旧型客車の中で飲むビールのうまいこと。車移動だと出来なかったので、ついに夢が叶いました。
千頭駅に到着したら、しばらく時間をおいてから、ターンテーブル上での撮影タイム。
毎度のお楽しみです。
D700+AF-S ED17-35/2.8D
撮影会開始直前の一枚。満天の星空でした。
F100+AF-S ED28-70/2.8D
D700+AF-S ED28-70/2.8D
F100+AF-S ED28-70/2.8D
F100+Ai 50/1.2S
あ、見事に全部非公式側の写真ばっか(^^ゞロッドがちょうど下にあったからね
しばらしくしたら、再び夜汽車の発車です。
帰りも先ほどと同じ客車にそのまま乗車。白熱灯の明かりはやっぱり良いですねぇ...
新金谷駅からは、普通電車で金谷駅まで。ここで乗り継ぎ3分で東海道線の普通電車に乗車。この電車を逃すと今日中に家にたどり着かないからちょっと焦りましたけど、普通に乗り継ぎできました。
静岡駅で今度も短時間で新幹線に。行きは3時間半かかった行程を帰りはたったの一時間(^^ゞ
やはり、新幹線は速いですな。
東京駅からは中央線で無事帰宅。ちょうど地元の駅に着いたところで事故で抑止がかかったのでぎりぎりセーフでした。
子供二人連れでの大井川入りは初めてだし、何より鐵道で行ったのが初めてでしたが、大変楽しい旅となりました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
