PAJEROのねぐら

旅行記や撮影日記が中心です

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11年ぶりの復活なった只見線

2011年7月の水害で会津川口~只見間が長期運休していた只見線が、ついにとうとう全線運転再開*1を果たしました。
それを記念した列車がDE10牽引で走ったので、撮影しに只見方面へ。

朝3時前に自宅を出発して、五霞インターまで高速で。そこからは野岩鉄道とか会津鉄道沿いに北上して、只見川第一橋梁を撮れるポイントに到着したのが朝7時半過ぎ。実に順調なドライブでした。
車を止めてる間に、息子が現場に先行して場所を確保しておいてくれました。実に助かる。


やってきた列車を撮影しながら構図の確認。このときはまだ小波が立ってたりして水鏡が今ひとつだったのですが


待つことトータルで約3時間。光線状況も完璧で、水鏡もバッチリになったところをお目当ての列車がやってきました。
DE10が旧型客車を牽引するところは初めて見たのですが、なかなか絵になりますね。これでSL牽引だったらなお良かったのに(無理です)

すぐに撤収して一部泥濘んだ道を歩くこと約10分、次の目的地へと車を走らせます。只見駅での入れ替えを見るべく一度は只見駅まで行ったのですが、車の列がすごくて駅に近づけず、Uターンして次の撮影場所へ。


只見駅会津蒲生駅間にある叶津川橋梁を渡る記念列車。
ここは今回の復活区間の中にある場所なので、この列車の姿を撮るには象徴的な場所だったかなと。

ここから更に次の撮影場所を目指しますが、要所要所の工事による車線規制や福島県警の先導などによる長い車列に第一橋梁の反対側に行くのは諦め。只見線塔寺の方に迂回してく所をショートカットして、新鶴方面へ先回り。
なんとか列車が来る10分ほど前に到着。


今回のヘッドマーク只見線全線開通時の物を模しているので*2、この晴れ姿を第一エンド先頭で撮っておくことが出来て良かったです。
収穫時期の田んぼの中を行く列車の撮影をしてこの日の撮影は終了。

息子の友人を会津若松駅に送っていったりしながら、我々も帰路につきます。
最近お気に入りの国道294号線国道4号線を経由して、草加ICまでずっと下道で。途中夕飯を食べたりしながら自宅に戻ってきたのは23時頃となりました。

距離が距離になるのでちょっとしんどいかなとも思ったんですが、行っておいて本当に良かったと思った会津行きでした。

*1:10月1日の初日はいきなりの列車故障などで代行バスがまさかの復活を果たしたりして色々とあったようですが

*2:当時は"再開"の部分が"全通"となっていたようです

Pトップの撮影

高崎~横川間の"ELぐんまよこかわ"の牽引機にPトップが入るらしい、という事なので、高崎方面に出かけてきました。
8月にも一度来ては居るものの、天気に恵まれなかったので今回はそのリベンジに、安中鉄橋に向かうことにしました。

待ってる間に、構図を決めながら211系も撮っておきます。
上の写真は帯が矢絣になっているA28編成でした。

待つこと約3時間半で12系を従えてPトップがやってきました。
薄曇りではあるものの、そのお陰で顔の左半分が潰れなかったので良しとしましょう。

横川駅を経由して、返し便は田んぼの近くへ。

2枚めは、ブルトレのような客車をブルトレ牽引機が引っ張ってるようにも見える写真になりました。
秋の実りの風景の中を行くPトップ、カッコ良かった~

息子が入れ替えを撮りたいと曰わったので、高崎まで追いかけ。
機関区への入区を待っていたら、D51がPトップを引っ張って現れました。
令和の世にもなって、電気機関車がSLに牽引される姿を見ることになるとは思わなかったので少々驚き。
まるで、お家に帰りたがらないPトップをデコイチがなだめて連れ帰ってる、そんな感じにも見えたのでした。

最後に、Pトップがパンタグラフを下げる所を撮って今日の撮影はおしまい。

初めてのED75

ED75という機関車が居ます。
好きな機関車ではあるんですが、今の今まで走ってるところを見たことも撮影したこともなくて。
マグアンプ(磁気増幅器)を用いた位相制御による電圧の連続制御や、機械的な粘着確保のための台車構造など、小さくても力持ち、な機関車なんです。
そういや自分が好きな車両って201系を始めとして連続制御の車両が多いかも(^^ゞ

閑話休題

そのED75がホッパ車を9両引っ張って郡山まで南下してくるってことだったので、行ってまいりました。

朝2時半ごろに友人と自宅の前で集合して、深夜割引の高速へ。郡山南ICまで東北道を使って、まずは東福島~伊達間へ。

行っては見たものの、どうもしっくりこないなぁ、ということで馬牛沼へ移動。

701系が走ってきました。東北だなぁ...

EH500の初期型牽引の貨物列車。逆光ではあるものの撮っておくことが出来てよかった。

仙台空港アクセス線に乗り入れてるE721系500番台。見たの何年ぶりだろう...

二本連続でやってきたEH500。上の写真はパンタが両方上がってますが、下の写真は片方のみ。交流区間でも、ロングランで無停車のスジだと両方パンタが上がってることもあるのを始めて知りました。

待つこと約6時間。ようやくやって来たED75。これが自分に取ってのファーストショット。
さっきまで大きな機関車を見慣れただけに、やっぱり小さくて可愛いですねぇ。

さっさと撤収して、五百川へ。なんとか車も止められて、皆さんの隙間に潜らせていただいて撮影することが出来ました。

ここで息子と合流。あとは国道4号をひたすら南下します。
夕飯を宇都宮近くの山岡家で食べて、それからもひたすら4号線を南下。草加まで南下してきたところで外環道に乗って、23時頃に帰宅。

始めてED75を撮れて大変満足の行く撮影行となりました。

お盆の大鉄入り

お盆の時期になりました。
先月も大井川に行きましたが、今日も再び行くことに。

朝4時半ごろに自宅を出発して、まず向かったのは新蒲原駅近くのストレート。

前向きに走ってるところを撮りたかった、313系の8000番台。以前は有料の快速"セントラルライナー"として名古屋地区で走ってましたが、2022年3月のダイヤ改正で静岡地区に移ってました。静岡地区では普通列車の運用についているので、また見る機会もあるでしょう...

次の列車に向けた長さと構図の確認。見慣れた313系と211系の併結の6両でした。211系がこっち側だったらなぁ...

わざわざここに来たのは、今日が平日だったから。
今では平日しか走っていない”ホームライナー沼津”の運用についている373系の姿を拝みに来たのです。
373系もまともに姿を撮っていなかったので、一度撮りに来たかったのですが、手始めにまずはホームライナーから。

姿を消しつつある国鉄185系と同じく、普通列車運用を視野に入れた特急車である373系によるホームライナー運用。
ヘッドマークも誇らしげに朝日に向かって走る感じが特急車の面目躍如と言ったところですね。

川根温泉で男チームと女チームに分かれて、男チームが向かったのは、地名駅

トーマスが地名坂を登ってくる所を撮ってから、ELを急行を撮りに抜里へ。

トンネルに侵入直前を撮ろうとしてたんですが、息子と二人でよそ見をしてる間にトンネルに侵入してました(^^ゞ
ELが静かなのをすっかり忘れてました。

気を取り直して、青部駅あたりまで追っかけ。

どことなく国鉄型電機に似た顔つきの小さな機関車が旧客を牽いているのは絵になりますね。

千頭に近いところに居るし、普段は行かないところに行ってみよう、ということで川根両国駅の近くへ。
吊り橋の上から見た井川線の線路が結構いい感じだったので、ここで撮影することに。

EL急行と接続を取った井川線がやってきました。2枚めの写真、今度は機関車が先頭の所を撮ってみよう。

再び抜里に戻って、今度は踏切へ。
トーマスのときはいい天気だったのに、何故か本命のEL急行のときは曇られる...orz

男チームも温泉に合流して、一汗流してから一気に御殿場まで下道で。
翌日用にビールを仕入れてから、息子の希望でラーメンを食べに三島まで行くことに。

魂心家さんのラーメン、確かに美味しかった。

今居るのが三島、という事は箱根越えで帰るのは決定ですね。
箱根で濃霧に巻かれて視界不良なのも、もはやお約束レベルではあるんですが、今回もなかなかにすごい霧だった...

房総半島を走る255系

元々房総特急用として作られた255系ですが、最近ではめっきりその活躍の場を減らしてまして、内房線の南の方に入線するのはかなりレアになり...
新宿さざなみ255系で走る日だったので、浜金谷駅よりも南の方を目指して出撃してきました。

朝4時頃に家を出て、友人を拾ってから海ほたる経由で内房まで。久しぶりのアクアラインは気持ちが良いですね。
浜金谷~保田駅間の撮影地についたのは朝7時半頃。


待つこと約2時間で255系がやってきました。心配した天気もなんとか青空。

1時間ちょっと待てば、もう一本の新宿さざなみがやってくるので、それも待ちます。
波動用の編成がやってくるかと思っていたら、やってきたのが不通に500番台だったので少々驚きました...がこいつもほとんどまともに写真撮れてなかったからこれはこれで嬉しい。


帰りは東京湾をぐるっと一周して、京葉臨海鉄道へ。

元D13のKD55の姿を捉えることが出来たのでした。

トーマスのお尻狙いで大井川

さて、三連休であります。
天気も良いので、ちょっと久しぶりに大井川に行ってくるのです。

朝6時過ぎという実にいろんなものを舐め腐った時間に自宅を出発したのですが、川根に到着したのは9時半頃。三連休の中日だけあって実に順調な道中でした。

ハラペーニョを求めてKADODEOOIGAWAに行ったもののの今回は残念ながらなかった...また次回のお楽しみ。

まずは、無難にトーマスを撮影しておいて。そういや、ここでSLを撮るのもずいぶんと久しぶり。

千頭に向かう途中、バーティーとの並走を撮れないかと下泉で撮ってみた...ものの6秒差で撃沈(バーティーが速かった...)

バーティーもトーマスも両方とも撮ってたので、悔しいからバーティーだけはめ込み合成(^^ゞ

千頭まで来たのは、このカットを撮るため。
わざわざ大井川までトーマスの写真を撮りに行ってなんでお顔じゃなくて後ろ側!?と言われそうなんですが、今回はこのカットが大事でして。
ヘッドライトの左右に四角錐上のものが見えますが、これが九州型蒸機の特徴である空気取入口。大井川ではC11の190号機のみが装備している特徴的な装備なので、これがあるという事は190号機がトーマスに変身している貴重な証拠。

ついにとうとう、このカマまでトーマスに化けたのか、という思いもあって、少々複雑な気持ちではあるのですが*1、お子さんが喜ぶ姿を見るとそんなのも吹っ飛びますね。

EL急行は田野口駅で、まだ残っている紫陽花と絡めたやや強引なカット。

トーマスの返しは第一橋梁にて。このときは晴れていて最高な写りだったんですが...

EL急行のタイミングでは太陽が雲に隠れてしまいましたとさ(^^ゞ

川根温泉に入ったりしながらのんびりとして、19時頃に川根路を離脱。
御殿場に立ち寄って御殿場高原ビールを買ってから帰宅したのはちょうど日付変更線をまたいだあたりでした。

*1:カマが足りてない証拠でもあるので

総武本線を走る185系を追いかけに

昨晩の事、息子が"185系のC1編成が新金線経由の臨時で走る"と言い出しまして。行き先は銚子、付属編成だったC1編成が本線を単独で走る、となれば行かないわけには行きません。
#C1編成がC2編成と中間車を組み替えられて、5連→6連化されていたことは後日知るわけです。

朝5時半頃に家を出て、友人を拾いながら、旭の方についたのが8時半頃。それから天気とにらめっこしながら銚子と旭の間であちこちをロケハンしながら結局向かったのは飯岡の築堤。晴れなかったらしんどい場所だったのですが、天気が急速に回復してくれたのです。


銚子発の255系。こいつもいつまで撮れるやら...
このときは真っ青な空が見られました。


少し空が白くなってきましたが、本番の185系も無事に撮れました。後追いですが、ヘッドライトも尾灯も目立たないのでわかりゃしないですね(^^ゞ
水田や丘の緑と斜めストライプが実に良く映えます。


築堤に開いてる車道のトンネルと絡めた一枚。ジャンパ栓受けも良いアクセント。

暑い日でしたが、風が気持の良い待ち時間でした。

この後は銚子に足を伸ばして、いたこ丸で昼ごはんを頂いてから帰宅。

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