だいぶ前から島田市などの主催でSLフェスティバルをやる、そして重連が二日間走るというのは知っていました。
時は秋の3連休。行楽シーズンまっただ中。
生きたい行きたい。
すごく行きたい。
とっても行きたい。
さて、なんでこんなことをぐだぐだと言っているかというと、秋の3連休のど真ん中には子供の保育園の運動会があるからでして...orz
結局、子供二匹をつれて前泊、初日の重連を見て帰ってくる事に。
息子と二人で出かけたことはありましたが、娘と3人ってのは初めての経験です。
7日の夕方、早めに子供たちをお迎えに行って東名を西進すること約3時間。
島田のルートインで一泊。翌朝に備えます。
一晩あけて、朝4時に起床。4時半にホテルを出発。我が子供らながら、こんなに朝早くにたたき起こされて、よく一発で起きるよなぁ...
朝5時ちょっと過ぎに撮影地到着。すでに三脚が据えてあったのでびっくり!!!だったんですが、おいてある場所からしてどうやら午後の上り列車狙いの人のようです。
千頭からの始発電車が踏切を通過するときにやたらと警笛を鳴らすなぁと思っていたら、友人の車が踏みきりで列車の通過を待っていたのでした。朝6時過ぎに友人と合流。
朝食用のオムレツ。シングルバーナーを使って料理を作るのは今回が初めてですが、火力が強いのですぐにできあがります。
さて、そんなこんなで重連の通過まで長い待ち時間です。
重連だから、さぞかしすごい人出になるだろうと思っていたら、案外そうでもなくて拍子抜け。
どうやら、光線状態が良くなる*1、午後の上り列車狙いなんでしょうね。
茶畑の中をやってくる普通電車を撮影したりしながらひたすら待ちます。
重連通過の30分ほど前に新幹線と電車を乗り継いできた我が家のかぁちゃんも到着。
金谷駅や普通電車の混雑っぷりに大変驚いていました。
D700+AF-S ED300/2.8DII
茶畑の中をやってくる近鉄16000系。
作業中の人と絡めての撮影に初めて成功しました。
1003レ
D700+AF-S ED70-200/2.8G VRII
待つこと約5時間。ようやく重連がやって来ました。
先頭の牽引機はC11190号機。2003年に大井川で復活したときのハレ姿でやって来ました。
後ろの機関車はC56 44号機。好きな機関車の組み合わせだったのでラッキー♪
勾配がきつい大井川では、SLが単独で牽けるのはC11190号機が5両、C56 44号機が3両までなので、6両以上であれば牽引定数の面から見ても意味がある重連となります。
C11190号機がお召し仕様に戻ったという話は聞いていたのですが、まさか2003年に復活したときの姿でやって来るとは思わず、これは大変にうれしい誤算でした。
この後は、千頭駅構内で機関車大集合が行われるので、それを見に行きます。
笹間渡の道の駅に車をおいて、電車で千頭へ。
こんなに混んでる千頭駅は見たことがない、と言うぐらい人が一杯でしたが、それでも険悪な雰囲気にならずにすんだのはやはり場所が広いからでしょうか?
千頭に着いたら、すでに機関車が二両、頭を金谷方面に向けてスタンバイしてました。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
程なく、定期便のSL列車も到着。
あ、でも普段と違ってすぐにSLを切り離しちゃった。SLの前での記念写真は今日は無理だったのね。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
初めて目の当たりにした機関車大集合。一両ずつ汽笛吹鳴をした後に、全部の機関車が汽笛を一斉に鳴らす様は大迫力でした。
今まで映像でしか見たことがなかったので、見る事が出来て良かったです。
この後は、重連の列車に乗って笹間渡まで。
千頭の窓口で聞いたら先頭の展望車にまだ空きがあったので、指定をそちらに変えてもらえました。
前から乗ってみたかったみのすけ大興奮(^^)
笹間渡到着までほとんどず〜〜っと展望デッキにいました。
途中、下泉駅通過直後のトンネルでは二両分のブラストが響いてきて大迫力。
前向き・下泉通過になってしまうとトンネル内でのブラストが聞こえなくなるかと思ってたけど、そんなことも無さそうで一安心。
D700+AF-S ED28-70/2.8D
展望車に乗車した証拠写真(?)
笹間度まで乗車して、名残惜しくも重連とさようなら。大井川からも離脱。
機関車の汽笛一斉吹鳴と展望車への乗車、そして子供たちの笑顔がかぁちゃんにとっても思い出深い旅となったようで良かったです。