PAJEROのねぐら

旅行記や撮影日記が中心です

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金沢初日

さて、一晩開けて目が覚めて。保育園時代と小学校の一年を一緒に過ごした両家の息子たちは起きるなりハイテンション!
正月休みとその後にもちょろっと会ってはいるけど、まるまる何日か遊ぶなんてめったにないもんねぇ。

午前中はのんびりして、午後はちょっとお出かけ。メインは夜の呑み(?)だし、二家族の子連れでどこかに行くと言ってもねぇ...

ただ、オイラはどうしても行きたいところがあったので、小松の方まで行ってきました。

小松の駅前に近い広場に、国鉄時代の古い特急車、それも関東にも北陸にも縁が深い車両が保存されたので是非一度行ってみたかったのです。

この車両は489系と言って碓氷峠の急勾配、66.7‰*1を補助機関車のEF63と共に行き来した車両で、その昔は碓氷峠超えの特急"白山"で金沢と上野を結んでいた車両です。
晩年は夜行の急行"能登"としてルートは違いますが、上野〜金沢を結んでいた車両。昨年からここに保存されていてちょっと気にはなっていたので一度行ってみたかったのです。

ボランティアの方が丁寧に保存作業をされていて、運転台にも入れるので中も覗いてきました。

左側のマスコンハンドルが失せ物になっていたのがちょっと残念ですが、GWが終わってから設置されたようです。完璧な姿を見てみたかったなぁ...


車両の表側は"キノコ型クーラー"という独特なキセを被っていた489系の初期車ですが、車両の内側のキセも他の車両とは様子が異なっています。


ちなみに、キノコ型クーラーってのは↑の写真の赤丸で囲った部分。普通の四角いクーラーとはずいぶんと形が違っています。

お昼ごはんを食べてから、今度は小松航空記念公園に向かいます。

ここには、お宝物の飛行機がいっぱい保存されていました。しかも、入場料無料という太っ腹ぶり。


我々の年代だとこの機体のイメージが強いブルーインパルス二代目の機体、練習機の"T-2"。
超音速時代になって登場した国産初のジェット練習機で、後にこれの発展型として支援戦闘機の"F-1"が製造されました。


南極観測で使われたピラタス。そりが付いているので、雪上からの離着陸も可能です。
船に搭載できるように小型で簡便な構造が特徴で、見事なまでに直線的なシルエットが印象的でした。


この機体のあとはミサイル万能の時代がやってくるから、有人の戦闘機の必要性が無くなるだろうということで、"最後の有人戦闘機"の渾名を持つ*2"ロッキード F-104Jスターファイター"
幅が狭くて薄い翼はとにかく速く飛ぶための形。現物を目の当たりにして翼の先端が刃物みたいに鋭く尖っていたのに驚きました。百聞は一見にしかずです。
翼端に付いているのはミサイルとかの類ではなく、燃料タンク。


ロック岩崎さんが主催していたエアロックのピッツ。この機体がロック岩崎さんの乗機かどうかについては言及がありませんでしたが、この塗装の機体は航空ファンの誌面をよく飾っていたので、ここで見ることが出来たのが嬉しかったです。

結局子供たちは閉館まで屋内遊具で遊んでいました。

このあとは友人宅に戻って美味しい魚で夕飯に。

マグロとフクラギ*3の刺し身、サワラの昆布締め、タケノコの焼き物、吉祥寺土産の餃子、ブリのアラ煮、タケノコのぬか漬け、など豪華な夕飯になりました♪
アラ煮はとタケノコの焼き物は、人様の家だというのに台所をお借りしてδ(^^)が作りました。

美味しく食べて飲んで、あっという間に夜が更けて...(-_-)zzz

*1:1000m上る毎に66.7m上るという普通鉄道としては結構な急勾配を

*2:結局そうはならなかったのは歴史が証明してますね

*3:ブリの子供。関東だとイナダと呼ばれるサイズに近い

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