PAJEROのねぐら

旅行記や撮影日記が中心です

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夜汽車の翌日

さて、昨夜は23時半頃に寝たというのに、今朝は目覚ましより早く6時頃にお目覚めです。
部屋から見た朝日が大変綺麗でした。


D700+AF-S ED300/2.8DII+TC-20EIII
寝ぼけ眼の娘さんが窓の外を見て"アレなに?"と言ってくれたので気がついた朝日。

友人も起きてきたので、6時半にいざ朝練へ。場所を友人にナビしてもらって30分ほどで到着しました。


D700+AF-S ED300/2.8DII+TC-14EII(420mm相当)
金谷〜菊川間にある撮影地、通称"カナキク"でのこれがファーストショット。
普通はもっと引き気味で撮影するらしいんですが、今回のメインターゲットは7両編成なので少し長めに。


JR東海373系313系の離合。313系があと15秒遅く来てくれたらバッチリだったんですが、なかなかうまく行きませんやね(^^ゞ


しばらく待っていたら長い編成の貨物列車もやって来ました。
EF200が来ないかなぁと思っていたんですが残念ながら来たのはEF210のみ。


9042M
待ち人来る、JR東海371系
二年ほど前までは特急"あさぎり"として小田急線の新宿駅御殿場線の沼津を結んでいた車両。
東京近郊でも見られる電車だったので、最後の半年ぐらいは良く写真を撮りに出かけたものです。
今年の2月の土休日に"富士山トレイン371"として浜松〜御殿場間で走るので、夜汽車のついでに朝練すれば撮影できるのをすっかり忘れてました(^^ゞ

後追いも撮影。あ、ヘッドマークの色が違うんだ。

ちょっと手前の架線柱がうるさいけど、久しぶりに371系の勇姿を撮影出来て大変満足。
とは言え、余韻に浸る暇もなくとっとと撤収して再びホテルへ。9時までの朝食時間になんとか間に合いました。

10時頃にホテルを出発して、まずは2週間前にも来た大代川側線へ。


着いた時に何か違和感があると思ったら、機関車が一両足りない!
どうやら、C11 312号機がどこかに行ってしまったようです。どこに行ったんだろう...
この期間車はC12 208号機。ボイラーはC56 44号機のものです。


新金谷駅のそばの広場にて。最終運行を2/14に終えたばかりの京阪がまだ居ました。


客車がいっぱい並んでいる新金谷駅の構内。


いつの間にかキレイに整備がされていた大井川鐵道自社発注の電気機関車、E10 1号機。
ため色にも似た色が大変綺麗でした。

プラザロコで本日の編成を確認すると、定期便はC10 8号機に補機付きの7両。そして定期便の後を走る臨時便がC11 190号機に展望車付きの補機無し4両。
臨時便は、行きは富士山の日のイベント列車なので親子ペアしか乗車が出来ません。
でも返しは千頭→新金谷ノンストップだけど客扱いするしバック運転とのこと。
席の指定は千頭駅での当日券のみと言われたので、次の列車で千頭に向かいます。
あ、昨日とおんなじ9レだ。

千頭に着いたら何はともあれ切符の確保。展望車の切符を頼んだら、窓口に居たのは良くお会いする車掌さん。
にこやかに"展望室の一番デッキ側を取っておきました〜"と。
さすが、δ(^^)が機関車の出来るだけ近くを好んで乗車してるのをよくご存知で居らっしゃる(^^ゞ

昼ごはんに駅そばを食べてから、第四橋梁まで歩きます。
待つこと30分。定期便のSLがやって来ました。


101レ
D700+AF-S 70-200/2.8G ED VRII
C10 8号機牽引の定期便。この時は風が吹いていたので煙が暴れて御覧の通り...


11レ
今の主力電車、近鉄16000系。これはシートがリクライニングする第3編成。
近鉄南大阪線系統でもまだ同型の車両が走っています。


791レ
素晴らしいブラスト音を響かせて第四橋梁直前の坂を登ってきたC11 190号機牽引の臨時列車。
風が収まってくれたので、素晴らしくきれいな編成が撮れました。
4両にしてはえらく重そうに坂を登ってきたなぁと思ったら、客車は4両+展望車の合計5両。
なるほど、重いわけ*1です。

千頭駅に戻って、展望車の車内などを撮影して過ごします。
編成を確認したら、スイテ+スハフ42×2+オハ47?+オハフ33。"ス"級が3両に"オ"級が2両と結構重い編成だったのね*2


D700+AF-S ED17-35/2.8D
久々に乗車出来た展望車の車内。折り返しの間に誰も乗っていない車内を撮影。


F100+AF-S ED28-70/2.8D+EKTAR100
あぁ、夢にまで見たバック運転の編成が目の前に。しかも、機関車は一番力があるC11 190号機だし、最高の組み合わせ...


D700+AF Fisheye 16mm/2.8D
発車直前に展望デッキで撮影

15:59に汽笛の音とともに定時で発車。展望デッキにいると発車の時のブラスト音もものすごくよく聞こえます。
そして、一番期待していた下泉駅通過の時はこの通り

http://http://www.youtube.com/watch?v=n-qMQUEfbzg

下泉駅は通過直後に20‰、長さ330mの上り勾配のトンネルがあるので、SL列車に後押しの補機がつかない場合は素晴らしいブラストが聞こえてきます。
今回バック運転なので煙突が近くて、その上牽引機は一番調子が良いC11 190号機、しかも重たい客車3両を含む5両編成なので、今まで聞いたこと無いぐらいのいい音が響いてきました。

もう二度と聞けないと思っていたバック運転の時のブラスト音。展望デッキで煙突目の前という最高の状態で聞けたことに本当に感謝です。
その代わり煙突から降ってくるシンダ*3が飛んでくるので、髪の毛はゴワゴワになるんですが(^^ゞ

さすがに寒くなってきたので下泉駅を過ぎたあたりで車内に入りましたが、息子はず〜っと展望デッキに居ました。
結局ほとんど車内には居なかったかな?


途中の抜里駅を過ぎたあたりで。

楽しい時間はあっという間。特に今回は千頭→新金谷無停車だったので、17時ちょうどに新金谷駅に到着。
昨日に引き続き夢の様な時間でした...

余韻を引きずりながら、機関車の入れ替え作業をしばらく眺めてようやく帰路に。
結局なんだかんだで川根路を離れたのは18時頃になりました。

新東名に乗ったら途中横浜町田IC近辺で事故渋滞だそうで、いつもの様に御殿場から中央道方面に回避。東富士五湖道路に辿り着いたら路肩が全部雪で埋まってて驚きました。先週のドカ雪の影響がまだ残ってるとは...チェーン規制でないだけまだマシか。
中央道の河口湖線も大月JCTまで似たような状態ではあったものの、結局渋滞には合わないで済んで助かった。
調布ICで高速を降りてから夕飯を食べて家の前で解散。夕飯の時間を除けば3時間弱で川根路から帰ってくることが出来ました。

今回、久々にとても濃い川根路の旅を楽しんでくることが出来ました。
同行していただいた友人にも大変感謝です。

*1:今5両を補機無しで引けるのは190号機のみ

*2:客車に書いてある記号の一文字目は重さを表しています。コ→ホ→ナ→オ→ス→マ→カの順に重くなっていきます。

*3:石炭の燃え殻

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