富士山の撮影 - PAJEROのねぐら

冬になってきました。
毎年、この時期になると様々な話が聞こえてきます。

11月になってから聞こえてきたのが、小田急の旧あさぎり用車両(20000形RSE)の富士急への譲渡と、それに伴うフジサン特急（元パノラマエクスプレスアルプス)の第二編成の引退話。

この話自体は噂レベルの話でず〜っとくすぶっていたんですが、ついに11月に正式発表されました。

一度撮影してみたい車両ではあったんですが、中々その機会に恵まれず。
＃独自の塗装に塗り替えられていたってのも食指が動かなかった理由の一つではあるんですが...

ところが、引退を機に国鉄時代の塗装に戻った、となれば話は別。
富士山バックの写真を撮影しに算段を立てて行ってまいりました。

朝5時前に、我が家の前で友人と集合。駐車場で車を入れ替えて、子供をたたき起こしてから、車を一台にまとめて出発。
息子はともかく、娘は"眠いからかぁちゃんとおウチにいるの!"と主張してましたが、"なにか買ってあげるよ"の一言ですっくと起きて"一緒に行く〜"と。
現金なもんです(^^ゞ

中央道は小仏峠まで車が多かったものの、6時半ちょっと前に寿〜三つ峠間の撮影地に到着。そこから本番の列車がやってくるまで約3時間。
夜が明けて、山の上から太陽が顔を出すまでの時間が一番寒かった〜。
太陽の光を浴びると一気に暖かくなりますね。

2816M
D700+AF-S 70-200/2.8G ED VRII

撮影地について一発目にやって来たのが、中央線から直通してきているE233系。
毎日乗っている電車を朝一番で見ることになるとは思ってもいなかったので、げんなりするというかなんというか(^^ゞ

D700+AF-S 70-200/2.8G ED VRII
富士急6000系(元国鉄〜JR東日本の205系)
車体はあまり変更が加えられていませんが、内装には大幅に手が入っているそうです。

D700+AF-S ED300/2.8DII
撮影の合間に撮った富士山

富士急1000形(元京王5000系)
上から京王5000系復刻塗装、マッターホルン号、富士急の初代塗装復刻色、富士登山電車。
一番下の車両は内装も大幅に変わっています。

D700+AF-S 70-200/2.8G ED VRII
富士急5000形
富士急ハイランドにあるトーマスランドのラッピング電車になってます。

9555M(後追い)
JR東日本の団体専用列車"彩"。通称フリーザ様。顔つきが似ているかららしいです。

8571M(後追い)
ホリデー快速富士山1号　新宿発河口湖行き

9473M(後追い)
ホリデー快速富士山3号　小山発河口湖行き
いつの間にか快速富士山号に使われている183・189系が国鉄特急色に戻っていてびっくりしました。
これで特急シンボルマークがついていればなぁ...
上と下の写真は同じ写真に見えますけど、違う編成です。

フジサン特急2号(大月行き)
D700+AF-S 70-200/2.8G ED VRII
待ち人来る、フジサン特急(パノラマエクスプレスアルプス復刻塗装)。
国鉄〜JR時代は三鷹電車区所属だったのでよく見かけた車両でしたが、残念ながら今まで撮影したことは無く。
顔が順光にならないのが玉に瑕ですが、富士山バックの構図はこの編成、この場所以外では撮影できないので、大変貴重な絵を撮影出来ました。
＃もう一編成残る方のフジサン特急は展望車が逆を向いているので、順光の写真は撮れるんですが、富士山バックの写真が撮影できない...

撮影が終わっても、しばらくこの場所に残ります。それは...

4542M(高尾行き)
中央線から乗り入れてくる国鉄 115系。山線を走る横須賀色なので、通称"山スカ"

この電車が河口湖駅から戻ってくるのを待つため。これもまともな写真が撮れていなかったので、一度撮っておきたかったんです。

この日の富士急は乗り入れてくる列車がいっぱいあって、入れ食い状態。いろんな車両が撮影出来て大変楽しかったです。
115系が戻ってきた段階で寒いし、お腹はすいたし、中央道の渋滞も怖いしで、撮影地から撤収します。
後追いの車両3本は夕方まで戻ってこないので、この場所では撮影できないですし。

調布ICで中央道を降りてからお昼ご飯。その後、今度は友人の車と二台で東京湾岸を目指します。
目的地は東京ゲートブリッジ、通称"恐竜橋"
車道の脇に歩道があるので、エレベーターで一旦上に登って歩道を歩いてみます。
真ん中ぐらいまで歩いてから戻ってみたら、ちょうど夕陽を撮影するのにいい時間になったので、慌ててエレベーターを降りて橋の袂に。

D700+AF-S ED28-70/2.8D
まずは、沈む夕陽と橋を絡めた撮影。ちょうど良いタイミングで飛行機も飛んできてくれました。