しなの鉄道にいる115系のスカ色編成。泣いても笑っても日本で最後の山スカ*1。
いつかはその日が来るとは思ってたんですが、今年の7月*2で引退してしまうのが決定(T_T)してしまったので、大騒ぎになる前に撮影しに行ってきました。
自宅の前で4時半に友人と落ち合っていざ長野に出発。道中、どこに撮りに行こうかワイワイと話してて、最終的に場所が決まったきっかけが"湘南色と長野色の6連が戸倉よりも長野よりであれば撮れる"事に気がついたから。
向かったのは安茂里~川中島駅間、通称安茂里カーブのインカーブ側。当初の予定よりも随分と長野よりに行くことになったので、間に合うかヒヤヒヤしながら車を進めます。
到着直後、構図の確認中にやってきた長野始発の特急"しなの"。
6両編成だったので、六連/三連ともに構図の参考になりました。
メインディッシュの山スカ三連。ワンマンではなくて"普通"幕なのも現役時代を彷彿とさせていいものです。
貫通幌が付いてる側の先頭車を青空バックで捉えることが出来たのもポイントが高く。
6連が来るまでの間にやってきた211系。ここはJR線なので、JRの車両もやってきます。
湘南色と長野色でやってきた六連運用。ここのカーブは三連も六連も余すことなく捉えられるのでいいですね。
本当はこの編成を撮ったら撤収する予定だったんですが、初代長野色がここを通ることが分かったのでそれまで待つことに(事前に運用は見てたのですがノーマークでした(^^ゞ)。
この日の山スカは、お昼ごろから小諸~軽井沢のシャトル運用に入るから、そうなると撮影のチャンスはいっぱいありますしね。
しな鉄標準色の5両編成も今後貴重になること間違いなし、なので撮影しておきます。顔が黒く潰れがちなのが玉に瑕ですが、この色も115系になかなかお似合いのいい色だと思います。
突然やってきて驚いたのが"リゾートビューふるさと"。HB-E300系の現車を見るのは初めてでしたが、なかなかいい車両ですね。
残っていたのは、初代長野色がここを通るからだったのです。戸倉行きのこの運用を逃すと、次は夕方の北しなの線まで出てこないので撮影チャンスはこの一度きり。
現役時代にも見たことが無いこの塗装、最高に相性が悪い編成の一つ*3でしたが、見ることが出来たのではしな鉄さんの復刻のおかげですね。
これにて安茂里カーブを撤収。山スカを追いかけて次に行きます。
田中駅にほど近い、海野宿のそばにて。自分がもう数m後ろに下がってればタイガーロープも完全にクリアできたかなと。この段階で、貫通幌側のお顔は再履修が決定したのです。
せっかくしな鉄に来ているので、浅間山バックの写真も撮っておきます。スッキリと晴れなかったのが残念ですが、浅間山はしっかりと姿を現してくれてました。
上の写真から少しだけ動いて、小諸に行って折り返してきたところも撮影。いつの間にか太陽電池パネルが出来て背景がゴチャゴチャしてしまったのが残念。
更に待つこと一時間。軽井沢から折り返してきたところも撮影。今回は浅間山バックではなくて、少し前よりから圧縮気味に。
流石にお腹が空いたので、遅めの昼ごはんにしてから坂城方面へ。当初狙っていた撮影地が工事中で行けなかったのが残念...
気を取り直して、沿線でロケハンして撮ったのがこれ。う~~む。ここもタイガーロープが...orz
この段階で16時半少し前。まだ日没までは時間があるし、折返しがどこかで撮れる...ということで向かったのは、滋野~小諸間の山の中。
ちょうど水田に水が貼られていたので、水鏡にチャレンジ。どうしたわけか速度規制がかかってたので、流しては見たものの微妙な流し撮りに(^^ゞ
でも、田植えが始まったばかりの水田の中を行く115系の姿はもう2度と見られない、と思うと撮っておけて本当に良かった。
急速に日が傾いてきて、背景の色がきれいに。もう少し粘ってたところにやって来たのは、しな鉄標準色の115系。
この光線状況の中をスカ色がやって来てくれればよかったんですが、贅沢は言えないですよね。
この写真を撮っていざ撤収、と思っていたら空がどんどん赤くなってきたので、久しぶりに我が家の山猫の写真など。
今度こそ撤収と思っていたら、5分も待てば115系がやってくる時間になったので、どんな仕上がりになるかはともかく、とにかく撮ってみようと。
そしたらなんと、後ろの2両はスカ色のS26編成。真っ赤に焼けた夕暮れ空の最高な風景。115系と絡めた最高な風景写真となりました。
雲が浮かんでくれたおかげで、夕焼けのグラデーションも素晴らしい♪
山の中で見る夕暮れもいいものですね~
2枚めの写真は水田の反射が車体をギラリと照らしてくれました。狙って撮れるものでも無いので、ホントにラッキーだったと思います。
これにて、本日の山スカ追っかけツアーも無事終了。撮れ高も上がって、一同大満足で帰宅の途へついたのでした。